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東出昌大、「18キロ激太り」で「10キロ増」唐田えりかに負けない“超顔面激変”プロの役作り!

唐田えりか、東出昌大
唐田えりか東出昌大

 12月22日、来年3月に公開予定の映画『Winny』の新ポスタービジュアルなどが公開された。

 映画『Winny』は東出昌大(34)と三浦貴大(37)のダブル主演作品。

「2000年代前半に起きたファイル共有ソフトWinny』による違法アップロードの横行と、その開発者である金子勇さん (享年42)が逮捕された実在の事件に基づいて作られた映画です。

 最終的に2011年に無罪になったものの、“殺人に使われた包丁をつくった職人は逮捕されるのか”“この理不尽な逮捕のせいで日本のネット技術の発展が遅れた”などなど、司法や警察のITへの不理解ぶりなどが今なお問題視されている事件です。東出さんは“金子勇さん”を、三浦さんは、彼を懸命に弁護した“弁護士・壇俊光氏”を演じます」(映画ライター=以下同)

 東出は本作について、「無謀にも金子勇さんになろうと役作りの準備をするにあたり、壇先生やご家族の皆様、多くの弁護士の先生方に多大なる御協力を頂きました」と語る気合いの入りぶりは、その激変した容姿からもうかがえる。

「試写で『Winny』を観たのですが、“18キロ増量した”という話の通り、見た目は激変しています。太って顎がなくなっていて、スーツを着ていてもパンパンな感じになっていましたね。

 さらに、メガネや不健康そうな肌荒れ具合も相まって相当ルックスの印象が変わっています。これまでの作品で見せてきたイケメンオーラはすっかり消えていて、実際の金子さんと見比べると、非常に役作りをしてきたことが伝わってきましたね。

 まさにプロの役者の仕事と言えそうですが、役における“激太り”と言えば、唐田さんにも通ずる部分がありますよね……」

■「激太り」だけでなく徹底した役作りを見せる東出

 11月26日、女優・唐田えりか(25)はついに“復帰”を果たした。と遠藤雄弥(35)とのダブル主演映画『の方へ、流れる』が公開され、初日舞台挨拶で公の場にも姿を現したのだ。

 唐田は2020年1月、当時、(36)の夫だった東出と3年にわたり不倫していたことが発覚。東出ともども世間から盛大なバッシングを受け、長らく芸能活動休止状態にあった。

「『の方へ、流れる』は、東京・池袋の小規模な映画館ではありましたが、満員御礼となっていました。会場には女性の姿が多くあり、意外にも女性ファンが多くいることを印象付けましたね。長らく沈黙状態だった唐田さんでしたが、これから少しずつ表舞台に戻れるといいですよね。

そして、その起爆剤になるであろう作品が、『極悪女王』ですよね」

 唐田は、2023年公開予定のゆりやんレトリィバァ(31)主演のNetflixドラマ『極悪女王』にて、90年代に活躍した女子プロレスタッグ『クラッシュギャルズ』の長与千種選手(57)を演じる。それにあたって体重を10kg増やしていること、もはや面影がないくらい輪郭が変わっていることが11月15日に『FLASH』(光文社)に写真付きで報じられていた。

 映画『の方へ、流れる』で公の場に姿を見せたときも、体型の分からない衣装で誤魔化していたがやはり顔はふくよかになっていた。

「日本中を騒がせた“国民的不倫”で、誰もが知る存在になった2人ですが、ここにきて18キロ増と10キロ増。図らずも“役のためにどこまでやれるか”の“激太り”対決となったと言えるのかもしれませんね。

 また、東出さんの主演映画『Winny』と唐田さんの主演映画『の方へ、流れる』でも、2人の共通することがあるんです。

 東出さんの演技はよく、“淡々としてるというか棒読み”と言われることも多いですが、『Winny』の場合でも、演じている“金子”は常に何を考えているのか分からず飄々とした様子で、ちょっと棒読みチックな感じなんです。かと思えばプログラミングの話になると早口で滑舌が甘くなっていく姿など、実にリアリティのある芝居をしていました。

 ここが『の方へ、流れる』の唐田さんと通ずる部分なんです」

■共通する「棒読み気味」演技でも魅せる2人

 前出の映画ライターは続ける。

「映画の内容についての詳細は伏せますが、『の方へ、流れる』の唐田さんのセリフにはまったく感情がこもっておらず、大部分が棒読みで占められているんです。

 実はこれは、竹馬靖具監督の意図した、徹底的にセリフに感情が入らないような演出であることが明らかにされており、それが逆に生々しさを感じさせる独特の空気感に昇華されていました。

 演出とはいえ棒読みについては賛否あるでしょうが、東出さん、唐田さんどちらも“雰囲気が出ている”という点については一致していました。やはり東出さんも唐田さんも、非常に存在感のある役者といえますね」

 また、『Winny』の場合は、「頼れる役者」も非常に多いという。

「無実を勝ち取るために奔走する弁護士の三浦さんももちろんですが、他キャストも実力派ぞろい。吉岡秀隆(52)さん、吹越満(57)さん、吉田羊さんなど超演技派俳優がそろっています。

 こうした豪華キャスト陣もいるし、純粋に一本の社会派映画として非常に出来の良い作品です。話題作になるのは間違いないですよ」

 かたや小規模ながら高評価な純文学的な映画。かたや重い社会派の映画。過去には不倫関係で世間を大きく騒がせた2人だが、やはり役者としての才覚には多大な期待があるのだろう。

 18キロと10キロ、俳優・東出昌大唐田えりかが再起を期して臨んだ作品が見られるのは、来年だ。

参照元:https://dailynewsonline.jp/