元宝塚歌劇団星組トップスター紅ゆずるが１日、大阪市内のホテルで主演舞台「アンタッチャブル・ビューティー～浪花探偵狂騒曲～」（大阪松竹座９月１７～２５日）の会見を行った。
当初２０１９年１０月の退団後初舞台として、２１年４月に上演が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で中止に。今回、共演者も同じで上演されることになった。紅はコロナで中止になったまま、そのまま上演されない舞台も多いことから「こうやって再び上演されることは、すごくうれしい」と思わず笑顔を見せた。
コロナ禍で、気分の沈むことも多いが「落ち込む時間は短く、すぐに浮上！」と大きくうなずいた紅。「自分の顔を鏡に映して、口角を上げるだけでも気分が変わります！」とポジティブな考えを示した。
芝居は大阪を舞台としたハートフルコメディ。共演の三田村邦彦とは「お会いしたときに『クニ』か『クニクニ』と呼んでくれと。無理です～と言ったんですが、結局『クニクニ』と呼ぶことに」と苦笑い。大阪出身ということで、「土曜の１２時といえば吉本新喜劇！小さい頃見ていた方とご一緒させていただけるのが、すごく楽しみ」と吉本新喜劇の内場勝則や末成映薫との共演にもうっとりしていた。
