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なにわ男子365日目感動凱旋 1万2000人「なにふぁむ」へ丸1年分の成長見せた

 仲良く熱唱するなにわ男子(撮影・吉澤敬太)

 仲良く熱唱するなにわ男子(撮影・吉澤敬太)

 人気グループ・なにわ男子が28日、大阪城ホールで、昨年11月のデビュー後初の全国ツアー「Debut Tour 2022 1st Love」の大阪公演を行った。デビュー発表から丸1年となる、『7・28=なにわの日』に地元凱旋。ハートにかたどった花道でフレッシュな笑顔をはじけさせ、1万2000人のなにふぁむ(ファン総称)に愛を届けた。

 大切な『なにわの日』を大きな愛で包み込んだ。ライトやトロッコ、せり上がるリフターをハートで飾るだけでなく、全長110メートルの花道まで異例のハート型に設営。準備の初期段階からスタッフ会議に参加し、演出を担当した西畑大吾(25)は「どうしたらラブが伝わるかを考えました。ここまでのファンタジーは今しかできませんし」と打ち明けた。

 狙い通り、オープニングからファンの心をがっちりキャッチした。大阪に向けてフライトする飛行機のVTRが流れたのに続いて、ステージ奥から機体の巨大セットが登場。昨年11月12日、羽田空港格納庫でのデビューイベントを再現するかのように、タラップから7人が姿を見せると、7色のペンライトが客席で鮮やかに揺れた。

 涙のデビュー発表から丸1年で迎えた地元公演。365日分の成長をステージに刻んだ。デビュー前にもアリーナツアーを経験したが、持ち歌が少ない分、先輩グループのカバーにも頼っていた。今回は初アルバム「1st Love」を中心としたオリジナル曲と、関西ジャニーズJr.時代の楽曲のみで構成し、地力を見せつけた。

 デビュー曲「初心LOVE」はピンクのキラキラ衣装で、アイドルオーラを全開。アルバム曲「ちゅきちゅきハリケーン」では大西流星(20)が発案した、ほっぺを強調するあざとカワイイ振り付けでファンと一体に。リーダーの大橋和也(24)は「今年で全員がハタチ以上になるので、大人の色気というのも」と“スキルアップ”を誇り、ロックナンバー「The Answer」は火柱が上がる中、情熱的なパフォーマンスを繰り広げた。

 コロナ禍でツアー開幕が4日遅れとなったが、道枝駿佑(20)は「僕たちアイドルはこういう状況下だからこそ、なくてはならない存在」と使命感に燃える。フィナーレで天井から放たれた大量の風船も、ピンクのハート型。愛を原動力にして旅路を行く。

 

参照元https://www.daily.co.jp/