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映画界の新星・服部樹咲「海外で仕事ができるくらいに」月9で地上波連ドラ初出演 

 4歳から始めたバレエのポーズを披露する服部樹咲(撮影・佐藤厚)

 4歳から始めたバレエのポーズを披露する服部樹咲(撮影・佐藤厚

 女優・服部樹咲(15)の快進撃が止まらない。デビュー作となった映画「ミッドナイトスワン」(2020年)で第44回日本アカデミー賞新人俳優賞に選ばれた超新星は、ドラマ初出演、映画初主演と経験を積み、7月11日スタートのフジテレビ月9ドラマ「競争の番人」(月曜、後9・00)で地上波連ドラ初出演を飾る。

 「競争の番人」で俳優・坂口健太郎(30)と共にW主演する女優・杏(36)との初共演で、芝居にかける実力派女優の熱量を肌で体感したという。

 「特に目力、相手に向ける集中力がすごくて。私もそうなれるように」

 スタートはバレエだった。4歳から始めて小学校時代は毎日練習に励み、全国クラスの実力になったが、バレエ少女はドラマ好きでもあった。

 「自分ならこう演技するなと無意識に考えていて。やってみたい思いが強かった」

 好奇心に駆られるまま「ミッドナイト・スワン」のオーディションに自ら応募。演技未経験ながら見事にヒロイン役を射止めた。

 「自分ならできるという自信があったので不安はなかった」という撮影でも、育児放棄されて孤独に生きてきた少女役を好演。同作で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を初受賞した俳優・草なぎ剛(47)からも「樹咲ちゃんのおかげ」と感謝されるほどの存在感を示してみせた。

 身長173センチの圧倒的なスタイルを武器にモデルとしても活躍の場を広げる売れっ子だが、当の本人は「なるようになる、失敗することもないだろうなと思っているので、あんまり驚きはないですね」と冷静だ。女優、モデルとして活動する小松菜奈(26)を目標に「海外で仕事ができるくらいになりたい」と夢を広げている。

 ◆服部樹咲(はっとり・みさき)2006年7月4日生まれ、愛知県出身。4歳からバレエを始め、17、18年ユースアメリカグランプリ日本ファイナル進出。NBAジュニアバレエコンクール東京2018優勝。20年、映画「ミッドナイトスワン」で銀幕デビュー。21年、WOWOW「連続ドラマW 黒鳥の湖」でドラマ初出演。22年、ショートフィルム「おかあの羽衣」で映画初主演。趣味はNetflixでの韓ドラ鑑賞、K-POPアイドルのダンスを踊ること。

 
 インタビューに答える服部樹咲(撮影・佐藤厚)
 インタビューに答える服部樹咲(撮影・佐藤厚

参照元https://www.daily.co.jp/