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高月彩良「真希さんだった」と言わせたい 初の2・5次元舞台「呪術廻戦」で大役挑戦

 2・5次元舞台で大役に挑戦する高月彩良(撮影・高石航平)

 2・5次元舞台で大役に挑戦する高月彩良(撮影・高石航平)

 女優の高月彩良(24)がこの夏、初の2・5次元舞台「呪術廻戦」(7月15~31日、東京・天王洲 銀河劇場。その後大阪公演)で大役に挑む。

 「週刊少年ジャンプ」連載中の大人気漫画待望の舞台化。呪霊という敵を払うため、呪術を用いて戦う主人公らを導く先輩、禪院真希(ぜんいん・まき)役を演じる。子役から14年のキャリアの中でも「大きな役だという思いはあります」と覚悟を語る。

 「本当に久々にオーディションに受かって役をいただけたので気合が違います。映像とは違った、2・5次元舞台で、新たな表現方法を見つけられるのかなという自分への期待と戦いを感じるのかと思っています。キャリア的にも成長しないといけない」

 原作やアニメで、面白さにはまったといい「真希さんを見た時からこんなかっこいい女性を演じられたら、どれだけ楽しいんだろうと思っていて、決まってすごくうれしかった」と振り返り、「原作ファンで私のことを知らない人がたくさんいる中で『真希さんだった』と言わせたい。他の役者さんも2・5次元で活躍されている方たちばかり。浮かないように声の出し方も一から習っています」。稽古はまだ始まっていないが、自主的に肉体改造や殺陣の練習に取り組んでいる。

 放送中のテレ朝ドラマ「未来への10カウント」に出演、映画「モエカレはオレンジ色」(7月8日公開)も控えるなど勢いも増している。息抜きはギター。「尾崎豊さんのかっこよさに憧れて19、20歳でギターを初めて買って、そこから独学で。汗をかきながら全力で歌う姿を動画で見て、私もこうなりたいとパワーをもらいました。『15の夜』や『シェリー』など弾きます」と意外な一面を明かした。

 ◆高月彩良(たかつき・さら)1997年8月10日、神奈川県生まれ。2008年ドラマ「TSC東京ガール」で女優デビュー。09~14年まで5人組グループ「bump.y」に所属し、歌手活動を行う。ドラマ「教場2」、映画「水上のフライト」など多数ドラマ・映画に出演。特技は7年間続けた水泳。身長168センチ。

 

参照元https://www.daily.co.jp/