EXILE、三代目J SOUL BROTHERSなどが所属するLDH史上最大規模のオーディション「iCON Z 2022~Dreams For Children~」の男性部門最終審査がこのほど、東京・日本武道館で行われた。グランプリを獲得したのは、選考過程で結成された難波碧空(13)、百田隼麻(14)、岡尾真虎(14)、山田晃大(16)、岩城星那(17)、中村竜大(17)による「LIL LEAGUE」(リルリーグ)。無限の可能性を秘めるZ世代の6人は、LDH所属アーティストとしてデビューを目指す。
応募4万8000人(男女総数)から、次代を担うスター候補が発掘された。3チーム19人が参加した最終5次審査。全員でラップをこなすLIL-はオリジナル曲「Rollah Coaster」を披露し、THE RAMPAGEとのコラボパフォーマンスでも躍動した。
Z世代が対象の本オーディションは昨年7月スタート。12月の3次審査からは参加者がチーム分けされ、LDH初の“グループ審査”が進められた。審査員はEXILEのHIRO(52)、AKIRA(40)、SHOKICHI(36)。10カ月の長丁場で新たな才能との出会いを求めた。
グランプリとしてLIL-の名前が武道館に響くと、メンバーはそろって涙。抱擁で喜びを分かち合った。スピーチでも涙が止まらない百田は言葉が続かず、SHOKICHIから「抱きしめたい!!」とエールを送られ、「LIL-に入ってからすごく人生が楽しくなりました」と仲間との絆をにじませた。
審査員と共に臨んだ会見では、岡尾が「EXILE TRIBEの皆さんは男の中の男。パフォーマンスも人間性も男の頂点。全アーティストさんの個性を奪って、男の中の男の頂点になりたい」と力強く宣言した。
中2トリオを含む平均年齢15・2歳の6人を、HIROは「キッズのグループと大人のグループのはざまにいるので、イメージがふくらんで未来が想像できる」と評価。7月からのEXILEドームツアーでのオープニングアクト出演を決めた。次の時代の光になるべく、早速任された“初仕事”にリーダーの岩城は「ライブを盛り上げるよう、全力を尽くします」と気合を込めていた。