タレントの香取慎吾(45)が、映画「犬も食わねどチャーリーは笑う」(9月公開)で主演を務めることが11日、分かった。3年ぶりの映画出演で、メガホンをとった市井昌秀監督(45)が「情けない、だらしない、ダメな香取慎吾」をイメージしたオリジナル脚本。「大切な人との関係性を見つめ直す」がテーマのコメディーで、初共演の岸井ゆきの(30)との夫婦役となる。
2人が演じるのは、フクロウのチャーリーをペットとして飼う結婚4年目の田村裕次郎、日和夫妻。夫婦仲は良好と思われていたが、日和が裕次郎のコミカルな悪口を書き込んだSNS「旦那デスノート」をきっかけに、小さなすれ違いが明らかになっていく-。
撮影は昨年9月下旬から東京・立川などで1カ月間行われた。同12月に一般女性と結婚した香取にとって、独身最後の映画で向き合ったのが、妻からSNSに悪口を書かれるダメ夫だった。
「恐怖の連続でした!自分の知らないところで、自分の知っている人が、自分の事を晒している!コメディーです。コメディーだけど、泣けるんです。いい意味で。。」。裕次郎が日和との会話を受け流すときに使う口癖「いい意味で」を用いて、作品を紹介した。
岸井は「隣にいる相手が幼少期から拝見している香取慎吾さんだなんて身の引き締まる思い」と、“夫婦関係”を表現。市井監督は2020年に香取のアルバム曲「FUTURE WORLD(feat.BiSH)」のMVを担当しており、映画では初タッグを組んだ。