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A.B.C-Z塚田 三宅裕司座長演舞場シリーズ初の男性ゲスト 抜群の身体能力買われた

 ガッツポーズで気合を入れる(前列左から)渡辺正行、塚田僚一、浅野ゆう子、三宅裕司(後列左から)深沢邦之、春風亭昇太、ラサール石井、小倉久寛、東貴博

 ガッツポーズで気合を入れる(前列左から)渡辺正行塚田僚一浅野ゆう子三宅裕司(後列左から)深沢邦之春風亭昇太ラサール石井小倉久寛東貴博
 俳優の三宅裕司(70)が7日、都内で、座長を務める熱海五郎一座の東京喜劇「任侠サーカス~キズナたちの挽歌~」(5月29日~6月26日、東京・新橋演舞場)の制作発表記者会見に、女優の浅野ゆう子(61)、A.B.C-Zの塚田僚一(35)らと出席した。新橋演舞場シリーズ初となる男性ゲストとして塚田、一座結成から10周年を記念した「天使はなぜ村に行ったのか」(2013年)以来2度目の出演となる浅野をゲストに迎え、笑いと感動を届ける。

 新橋演舞場が誇る歌、ダンス、アクションを融合した至極のエンターテインメントに男性初のゲストとして塚田が参戦。コント赤信号渡辺正行(66)、ラサール石井(66)ら豪華喜劇人が脇を固める強力布陣で、エンタメ業界に火をともす。

 06年に三宅を座長に据え旗揚げされた一座。14年より新橋演舞場へ舞台を移してからは毎年、沢口靖子(56)、藤原紀香(50)ら大女優をゲストに迎える人気シリーズとして定着。シリーズ第8弾となる本公演では、「任侠の世界」を舞台にヤクザ同士の抗争をポップに描く。

 男性初のゲストに抜てきされた塚田は「プレッシャーではあるんですけど、やるからには全力で。たくさんのファンの方がいらっしゃるので、その名に恥じぬように」と意気込み。抜群の身体能力を生かしたアクロバティックな演出が随所にちりばめられており、会見では見事なY字バランスを披露した。

 また、新橋演舞場シリーズへの出演は初となる浅野は、「聞いた時は泣き崩れるくらいうれしかった」としみじみ。「70歳になって声をかけていただけるか分からないので、ひと公演、ひと公演を大切に立たせていただきたい」と力を込めた。

 昨年は、コロナ禍でも無事に完遂。しかし、三宅は「コロナが終わった後、舞台に行く習慣が消えてしまったらどうしようと考えたりするんです」と危機感をあらわに。「一つの笑いをみんなで共有する楽しさ、生の舞台の素晴らしさを今回こそ伝えないと」と責任感をにじませ、「今回は自信があります、本当に。今までの最高作品になると思ってます」と決意を語った。

参照元:https://www.daily.co.jp/