新橋演舞場が誇る歌、ダンス、アクションを融合した至極のエンターテインメントに男性初のゲストとして塚田が参戦。コント赤信号の渡辺正行(66)、ラサール石井(66)ら豪華喜劇人が脇を固める強力布陣で、エンタメ業界に火をともす。
06年に三宅を座長に据え旗揚げされた一座。14年より新橋演舞場へ舞台を移してからは毎年、沢口靖子(56)、藤原紀香(50)ら大女優をゲストに迎える人気シリーズとして定着。シリーズ第8弾となる本公演では、「任侠の世界」を舞台にヤクザ同士の抗争をポップに描く。
男性初のゲストに抜てきされた塚田は「プレッシャーではあるんですけど、やるからには全力で。たくさんのファンの方がいらっしゃるので、その名に恥じぬように」と意気込み。抜群の身体能力を生かしたアクロバティックな演出が随所にちりばめられており、会見では見事なY字バランスを披露した。
また、新橋演舞場シリーズへの出演は初となる浅野は、「聞いた時は泣き崩れるくらいうれしかった」としみじみ。「70歳になって声をかけていただけるか分からないので、ひと公演、ひと公演を大切に立たせていただきたい」と力を込めた。
昨年は、コロナ禍でも無事に完遂。しかし、三宅は「コロナが終わった後、舞台に行く習慣が消えてしまったらどうしようと考えたりするんです」と危機感をあらわに。「一つの笑いをみんなで共有する楽しさ、生の舞台の素晴らしさを今回こそ伝えないと」と責任感をにじませ、「今回は自信があります、本当に。今までの最高作品になると思ってます」と決意を語った。