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初マラソン歴代最高で星岳が優勝「ちょっとできすぎ」2時間7分31秒 パリへ新星

 第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会で1着でゴールした星岳(撮影・石井剣太郎)

 第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会で1着でゴールした星岳(撮影・石井剣太郎)

 「大阪マラソンびわ毎日マラソン統合大会」(27日、大阪府庁前~大阪城公園

 初マラソンの星岳(ほし・がく、23)=コニカミノルタ=が優勝した。2時間7分31秒のタイムは初マラソンでは日本歴代最高記録となった。この結果により、2023年秋に行われる、パリ五輪代表選考レースのMGC出場権も獲得した。

 NHKによる中継でのインタビューに「優勝するのは正直考えていなかったので、少し驚いています」と感想を語った。タイムは「ちょっとできすぎだなって思うぐらい。でも凄くうれしいです」と喜びを口にした。

 30キロでペースメーカーが離脱するタイミングに合わせて、川内優輝、村山謙太が抜けだした。しかし、31・5キロ付近で再び集団に吸収された。

 35キロ手前では山下一貴が先頭。これに星、浦野雄平が続くという展開になった。

 38・5キロ付近で星が2人からリードを奪う。直線が続く終盤で引き離し、そのままゴールへ駆け込んだ。

 従来の初マラソンでの日本歴代最高記録は作田将希(JR東日本)が21年のびわ湖毎日で出した2時間7分42秒だった。

 大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会で優勝した星岳=大阪市

 大阪マラソンびわ湖毎日マラソン統合大会で優勝した星岳=大阪市

参照元:https://www.daily.co.jp/