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“コテコテ”生田斗真 舞台でオール関西弁に初挑戦「歌唱シーンもたくさん登場します」

 全編関西弁での音楽劇に主演する生田斗真

 全編関西弁での音楽劇に主演する生田斗真

 俳優・生田斗真(37)の主演舞台「てなもんや三文オペラ」が6月8日から東京・PARCO劇場で上演されることが24日、分かった。

 原作は、劇作家、演出家のベルトルト・ブレヒト氏による音楽劇「三文オペラ」。ロンドンの貧民街を舞台に差別、貧困、資本主義社会を風刺した作品だが、今作では劇作家・鄭義信氏が作・演出を手掛け、舞台は1950年代の大阪。生田は主人公の盗賊団のボスを演じ、オール関西弁のセリフに初チャレンジする。

 第二次世界大戦で破壊された大阪砲兵工廠(現在の大阪城公園森ノ宮地域にあった、大規模な兵器工場)の跡地で、貪欲にたくましく生き抜くアウトローたちの人間模様を生々しく描く。全編コテコテの関西弁を操ることになる生田は、「台本を拝見したら、戦後の大阪に舞台が置き換えられていて、セリフがすべて関西弁でした。関西弁での演技はドラマ・映画も含めて、今回が初挑戦になります」と心を躍らせた。

 ドラマ、映画のみならずコンスタントに舞台出演を続け、俳優として幅広い活躍を見せている。鄭氏とは初タッグとなるが、大胆な翻案やアレンジに定評があるだけに、その化学反応にも注目が集まる。また、音楽劇だけに「歌唱シーンもたくさん登場しますし、たくさん稽古して、楽しい舞台になればと思っております」と語った。

 今作は東京公演を皮切りに、大阪、福岡、宮城など全国6都市で上演する。

 

参照元:https://www.daily.co.jp/