乃木坂４６の新内眞衣（３０）が１０日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われた、卒業セレモニーをもってグループを卒業し、５０００人のファンへ別れを告げた。
この日は、新内の意向で編成されたセットリストにより、初選抜入りを飾った「太陽ノック」など全９曲をセンターで歌唱。メインパーソナリティーを務めた「乃木坂４６のオールナイトニッポン」の名物企画を基にしたスペシャル企画「妄想結婚式！」では、ウエディングドレス姿を披露しメンバーから“妄想結婚”を祝福されるなど、最後まで笑顔の絶えない、らしさ全開のセレモニーとなった。
ニッポン放送の関連会社に勤務をする傍ら、２０１３年に“ＯＬ兼任”アイドルとしてグループに加入。その後は、２０１６年から約６年間にわたりラジオのパーソナリティーを務めてきた。「学生時代に受け入れてもらえなかった自分の性格を全国ネットにお届けするのは最初はすごい怖くて、不安でした」と当時の心境を涙ながらに吐露しながらも、「リスナーのみなさんが受け入れてくださったことで、自分自身を受け入れられるようになりました」と打ち明けた。
アンコールで披露した初ソロ曲「あなたからの卒業」では、思いがこみ上げ、言葉を詰まらせる場面も。ファン、メンバーからも愛された“まいちゅん”は「乃木坂に入って後悔をしたことが一度もないくらい楽しい９年間でした。乃木坂４６として９年間走り続けた日々は本当に大切なモノになりました」と感謝し、アイドル人生に幕を下ろした。
今後も、芸能活動は続けていくという。
