「あわや炎上で場外乱闘か……」と思われていたが、事態は思った以上に早く収束した。
1月17日18時55分、アンジャッシュ・児嶋一哉(49)がツイッターを更新。前日の16日20時55分に投稿した有吉弘行(47)への「ガチギレツイート」に対して謝罪し、あわや火種となりかけたこの投稿を削除したのだ。
騒動の発端となったのは、有吉がパーソナリティの17日に放送されたラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)だった。
同番組でYouTubeの話になった際に有吉は、
「マジで児嶋さんとかみたいなさ、クソみたいなYouTubeでもさ、凄いけっこう儲けてるんでしょ? 俺らからしたら何を“地雷メイクやってみた”“はぁ?”みたいな」「恥ずかしくないのかなって」
といつものように毒舌を披露。有吉とアンジャッシュの関係を踏まえると、いつもの愛のあるイジリなのだが、今回は児嶋の琴線に触れてしまったらしく、
《有吉クソみたいなYouTubeって言ったの?
スタッフと頑張ってやってるんだけど、、何でも言っていいと思ってんのかな?》
と、真剣なトーンでのコメントを投稿。
この件はニュースでも取り上げられ、有吉と児嶋の双方をフォローする声が出ていたのだが、翌17日に児嶋が、
《Twitterを卑怯な使い方をしてしまいました、、、
本人とも話せたので全然大丈夫です!
お騒がせしました(手を合わせている絵文字)》
と、有吉と直接話して解決したこと、ツイッターで軽率な書き込みをしてしまったことを謝罪したのだ。
「騒動の原因になった本人と話してわだかまりを解消してから、心配していたファンにも謝罪。ツイートそのものは軽率だったのかもしれませんが、完ぺきな事後対応でしたね。以前から生真面目な性格で知られていた児嶋ですが、相方・渡部建(48)の不祥事以降、さらにクローズップされているかもしれません」(女性誌記者)
■非があると感じたら即謝罪する姿勢
児嶋は、20年6月に相方の渡部が不祥事を起こしたことで「じゃない方芸人」から一転、改めて人柄の良さもあって再評価された。
21年7月6日放送の『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)で、ゲストがSNSに投稿で炎上しないか勝手にチェックする「アンチから守る会」を行った際は、後藤輝基(47)とヒロミ(56)の「児嶋さんが炎上したらもう」「おまえ終わりだよ? ホントに」という指摘に「俺までだったら終わりですよ」と真顔でコメントしていたことがある。
「YouTubeでも、20年7月に児嶋が常連の麻雀番組『THEわれめDEポン』(フジテレビ系)の珍場面を紹介した際に記憶違いで自分が出演していない回の出来事を、自分がその場にいたと思い込んで話してしまったり、その後“蛭子能収が九連宝燈を出した”というエピソードが、実際は六角精児の話だったことに気づくと、わざわざ深夜0時20分に謝罪用動画を撮影して投稿したこともありましたね」(前出の女性誌記者)
また、20年10月7・11日には前後編で過去10年間のスケジュール帳を見て思い出を振り返る動画を投稿したが、ここでも、「12年6月 結婚式」というメモについて児嶋の記憶がなく「誰だっけ?」としていたのが、よりによって児嶋本人の結婚式だったことに後日気付いて、わざわざ謝罪動画を投稿していた。
「厳密には忘れていただけで、ウソはついていないんですが、律儀すぎますよね(笑)。今回の有吉の一件もそうですが、何かしらミスや自分に非があることに気づいたら素直にすぐに謝って話をこじらせないのが、児嶋が芸能界でやっていけて、多くの芸人が渡部の騒動後も気にかけてくれていた理由ではないでしょうか」
21年12月5日には『バラエティー現場で働く300人が選ぶ性格が良い芸能人ランキング』で1位になった件を『ワイドナショー』(フジテレビ系)で「これはちょっと申し訳ない。おかしいと思います」と謙虚なコメントをしたこともある児嶋。
さすが、児嶋だよ!と言いたくなるような鮮やかな対応。これからも、児嶋の仕事が途切れることはなさそうだ。