植物や生物の名前は、漢字表記にすると難しいものが多いです。
「石榴」という名前も難読漢字のひとつですが、じつはあるフルーツの名前になっています。そこで今回は、「石榴」の読み方や意味についてご紹介します。
「石榴」という漢字、正しく読むことはできますか？
「いしる」と読んでしまいそうですが、それは間違い。難読漢字として、TV番組などに取り上げられる機会も多い漢字のため、なんとなく読めるという方も多いのではないでしょうか？
独特な見た目と酸味をもつ、あのフルーツの名前ですよ。「石榴」の読み方の正解は、「ザクロ」です。
ちなみに「柘榴」「若榴」とも表記できます。
（『広辞苑』より）「石榴」の読み方がわかったところで、改めてどのような果物なのか調べてみましょう。
「石榴」とは、ザクロ科の落葉高木を指します。じつはかなり昔から栽培されており、その歴史は非常に古いようです。
果実は大きな球形で、その皮が熟して裂けると多数の赤い粒が露出します。この裂けた状態が、皆さんもよく知る「石榴」ではないでしょうか？
じつはこの赤い粒が、「石榴」の種子なのだそうです。
（『広辞苑』より）「石榴」以外にも、難しい読み方をする果実の名前は数多く存在します。
たとえば「甘蕉」は、なんと読むかわかりますか？
甘くて黄色い、子どもが大好きなあのフルーツです。
正解は、「バナナ」と読みます。また、「西瓜」はどうでしょう？
夏の風物詩で、大きくて丸いフルーツです。
漢字をよく見かけるので、わかった方も多いはず。
正解は、「スイカ」です。
（『広辞苑』より）
