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Snow Man目黒蓮『それスノ』で挑戦!「麺愛好家」が汗だくで悲鳴をあげた激辛店とは!?

目黒蓮
目黒蓮

第99回ラーメン「辛麺屋 一輪」

 アイドルだって飯を食う。大晦日はSnow Manら新顔見たさに、紅白歌合戦を結構楽しめたので、いくら松田聖子不在でも、大泉洋の司会進行がベタすぎても、わりと心は温もった。そして、あっという間に正月休みも明け、全国的に例年にない寒波の下で仕事始めを迎えた。

 さて、食通ばかりのSnow Manの中でも、自分でうどんを打ってしまう目黒蓮はちょっと格上。初冠番組の『それSnow Manにやらせて下さい』(通称「それスノ」TBS系)の昨年7月18日放送回「チーム対抗!真夏のガチキャンプ飯対決」で、めめこと目黒・阿部亮平佐久間大介のAチームは“山梨の幸”セットを選択。山梨産の食品で料理作りに挑んだのだが、それにも理由があった。

ほうとうマニア

 実はめめはうどんが好物で、自宅で麺を打つほどのほうとうマニア。画面には自作のほうとうの写真もチラッと映った。メンバーにも「お店で食べるほうとうってかぼちゃトロトロだったじゃん?」などと、いっぱしに語りかける。

 というのも、『それスノ』は地上波放送前、動画配信のparaviでのみ視聴可能だったが、その24回目(20年10月16日配信)は「それスノご褒美バスツアー」と題し、一行は山梨を旅したのだ。そこで名物のほうとうも本場で食べ、記憶力に秀でためめは舌で名店(ほうとう蔵 歩成 河口湖店)の味をメモライズ

 したがって、完成したほうとうは相当美味げに仕上がっていた。ところが(ネタバレにはなるが)、優勝したのはつるの剛士らレギュラーゲストの神チームで、Aチームは3位に終わった。スタッフ計50名が公平な投票をした結果というが、これはバラエティ的な予定調和だろう。グループ内ではトップの2位のCチームはカレーなどの「ベタな幸セット」を選択したが、そのほうがスタッフ受けしただけの話だ。

■麺の代わりに「こんにゃく麺」

 ともかく、ここでわかったのはめめの麺への相当なこだわり。そこで番組出演歴を洗うと、19年7月22日放送の『有吉ゼミ』(日本テレビ)で、岩本照とともに激辛で有名なラーメンにチャレンジしていた。

 他の挑戦者は俳優の神保悟志に女優の川上麻衣子、そしてお笑いタレントのあばれる君。各人激辛好きで知られ、番組名は忘れたが、神保が激辛麺を涼しげに食べるのをぼくも見た記憶がある。

 訪れた店は「辛麺屋 一輪」の1号店(当時はまだあった渋谷店)だ。宮崎辛麺の系譜にある一輪は、都内に他に数店舗構える。延岡市に本拠を置く桝元が元祖を称し、そのチェーン展開で今では全国区になった宮崎辛麺だが、東京進出は一輪が最初だったのではないか。

 特徴としては鶏ガラベースの醤油スープに唐辛子がたんまり投入され、大量のにんにくとニラと炒めひき肉が載り、溶き卵が加わっている。通常の麺の代わりに「こんにゃく麺」が使われるが(一輪では2択可能)、これは蕎麦粉と小麦粉を合わせたシコシコ麺のこと。激辛のスープによく絡む。

■最高峰の「超激辛カプサイシン地獄ラーメン」

 名古屋発祥の台湾ラーメンにもよく似るが、食感からすれば、激辛で実際ホットな冷麺とも言えよう。食物繊維を多く含み、唐辛子のカプサイシンデトックス効果も望めると、夜の繁華街での締め麺として女性に歓迎されて以来、ブームになったのだ。いわば、食べ盛り世代ながら、体型維持も絶対のタスクであるジャニーズの面々にも大いに推奨されるべき麺。

 さて番組では、当時一輪がキャンペーンをしていた、最高峰の「超激辛カプサイシン地獄ラーメン」という限定メニューに挑戦。

そのスープも豆板醤にインド産唐辛子の辛味成分を抽出した激辛カプサイシンソースに、韓国産激辛唐辛子を山盛り2杯、1粒でも汗が噴き出す中国産「満天星唐辛子」と熊本産激辛唐辛子をブレンドした、店特製の激辛唐辛子をさらに2杯加えるという、書いているだけで嫌な汗をかく代物。合計すると唐辛子の量はスープの1/2を占めるという。

 これを制限時間20分で、成功すると料金無料+新メニュー無料券プレゼント、失敗すると1500円支払うキャンペーンを張っていたのだ。ぼくも激辛好きで、蒙古タンメン中本ではいつも北極ラーメンだが、それが限界とも胃腸で理解している。「辛さ10」以上の限界突破の限定メニューなど、お腹を壊すだけだ。

■汗と悲鳴の追体験ができる

 そして、この番組で過去に韓国の激辛ちゃんぽんに挑み、惜しくもギブアップしたのがめめ。「激辛の借りは激辛で返す」とコーナー冒頭で叫んだ。しかし、ちゃんぽんもスープだけ残してしまったが、麺は完食した強か者がめめなのだ。麺愛さえあれば、激辛だって怖くない?

 匂っただけで「ヤバい」とつぶやくめめだったが、初っ端ですでに「リベンジだから」と二口分は箸で麺を手繰り上げる。そして、お約束のグフッと咳き込み。でも、決して吐き出しはしない。そこはジャニーズのプライドか……。

 結果はある意味、予想の範囲内だった。あばれる君がまず18分14秒で、次いでめめが19分10秒で、さらに岩本照がギリギリの19分50秒で完食したが、神保・川上ともにギブアップした。やはり若さは辛さに強いのか?

 神保・川上に近い年齢となったぼくには、ここまでの激辛に臨む勇気はもう持てない。動画を見つけてチェックし、なんだか自分まで一緒に汗(冷や汗?)をかいた気分になった。めめの聖地巡りスポットは数あれど、汗と悲鳴の追体験ができるのはこの「一輪」ぐらいだろう。

参照元https://dailynewsonline.jp/