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【山田美保子のミホコは見ていた!】伊藤沙莉、吉川愛、桜田ひより…子役出身女優に注目

 (左から)伊藤紗莉、吉川愛、桜田ひより

 (左から)伊藤紗莉、吉川愛桜田ひより

ORICON NEWSの恒例企画「2021年 ブレイク女優ランキング」で見事1位に輝いたのは伊藤沙莉だった。映画やドラマで演出家や共演者から一目置かれるというだけでなく、今年はトレードマークの低音ハスキーボイスを生かして「大豆田とわ子と三人の元夫」(関西テレビ・フジテレビ系)のナレーションを担当。CM起用社数でも大いに躍進した。「M-1グランプリ2021」で決勝に残ったオズワルドの伊藤俊介の妹ゆえの“笑い”がわかっている女優としても有名。トークバラエティでは必ず爪痕を残すことでも知られる。

 そうした番組の中で度々語られるのは、天海祐希との関係である。2005年、天海主演の「女王の教室」(日本テレビ系)に出演していた伊藤に対し、「カメラが自分に向いていないときでも、注目されるようなシーンじゃなくても、必ずあなたは気を抜かず、お芝居をしている」「今のままでいてくれれば、誰かが見つけてくれるし、誰かが認めてくれるから、ずっとそのままでいて、変わらないでね」と伝えたというのだ。同作で冷酷な教師役だった天海は、児童役の子供たちと「あえて距離を置いていた」と聞いていたので驚いたものである。それから15年以上経っての大ブレイク。天海もきっと喜んでいることだろう。

 そんな伊藤沙莉のような、子役出身で演技派の女優が近年ブレイクしている。子役時代、「吉田里琴」名義で活躍し、今年は映画「ハニーレモンソーダ」でヒロインを演じ、ゲスト出演含め、ドラマに7本も出演した吉川愛は、出るたびに「本当に演技がうまい」とSNSで大評判となっている。「ホットペッパービューティー学割 学生で良かった」篇も人気。来年はWOWOWオリジナルドラマ「ヒル」のヒロインで話題を独占することだろう。

 そして「成田ひより」名義でキッズモデルとして活躍していた桜田ひよりは小4で女優を目指して改名。今年、3本の映画に出演し、来年は「おそ松さん」でチビ太を演じる。

 地道に努力し続けてきたからこその「しっかりした演技」と「抜群の表現力」が現場で高評価の子役出身女優に、さらに期待したい。

 

参照元https://www.daily.co.jp/