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「青天を衝け」家康・北大路欣也最後の撮影は吉沢亮も見学「時空を越えた」CP感謝

 演出を担当した黒崎博チーフ・プロデューサー(C)NHK

 演出を担当した黒崎博チーフ・プロデューサー(C)NHK

 NHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜・後8時)で、演出を務める黒崎博チーフ・プロデューサー(CP)が14日、オンライン取材会に参加。語り部的な存在で徳川家康役を演じる北大路欣也(78)について、魅力と最終回の登場シーンを語った。

 北大路は「こんばんは、徳川家康です」という語りで、ドラマ放送スタートから登場してきた。主人公の渋沢栄一吉沢亮)がいる時代からは、遠く離れた徳川家康が登場し、解説す姿が人気に。登場する時間もバラバラであることから、ファンもいつ出てくるか注目のコーナーになっていた。

 黒崎CPは、徳川家康について「当然、最終回まできちんと、家康さんには見届けていただこうと思っています」と説明。当初は客観的な“語り部”として起用するイメージだったが「これは北大路さんの力というか、まなざしが大きい。多分、栄一のことが好きだと思うんですよね。リノベーター栄一さんを、自分の立場で応援している姿がにじみ出ている。時には息子、孫のように見ている。人としての視線を出してくださった」と感謝した。

 最後の撮影は吉沢も立ち会ったことを明かし、「われわれとしても物語を最後まで伴走したいと思わせてくれた。最後のシーンを撮りきった時には、吉沢さんも感無量な顔をされていて、肉親に会ったのか、再開したようなシーン。時空を越えた関係が出来上がったと思います」と、新たな演出の手法に好感触を得ていた。

 

参照元https://www.daily.co.jp/