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関ジャニ∞丸山隆平「大きな一歩」 フルキャパ復活1万2000人、正真正銘の満員御礼

 満員のファンの声援に応える関ジャニ∞の(左から)村上信五、丸山隆平、横山裕、安田章大、大倉忠義(撮影・金田祐二)

 満員のファンの声援に応える関ジャニ∞の(左から)村上信五丸山隆平横山裕安田章大大倉忠義(撮影・金田祐二)
 人気グループ・関ジャニ∞の1年9カ月ぶりの全国ライブツアー「KANJANI’S Re:LIVE 8BEAT」が28日、神奈川・横浜アリーナで行われた。26日の横浜公演から、収容人数100%でコンサートを開催。ジャニーズのアリーナクラスのフルキャパシティーは、コロナ禍前の2020年2月24日に実施されたSixTONESの大阪城ホール公演以来、1年9カ月ぶり。「ズッコケ男道」、「友よ」、「勝手に仕上がれ」など31曲を熱唱し、1万2000人の“エイター”たちに全力パフォーマンスを届けた。

 ペンライトでぎっしりと埋め尽くされた景色に、5人は心を震わせた。コロナ禍以降、初めてのフルキャパシティーでのライブが復活。関ジャニ∞が“エンタメ復興”のステップを踏み出した。

 「当たり前じゃなかったことがひとつずつ戻っていくっていう、大きな一歩だなと実感しました」。丸山隆平(38)は、ツアータイトルに込められた願いを代弁するように言葉を紡いだ。

 2019年10月に5人体制となってから、同年11月に47都道府県ツアーを開始。しかし、コロナ禍で志半ばで中止となった。1年9カ月の時を経て、20日の北海道公演を皮切りにようやくスタートした今ツアー。25日からの横浜公演で、ついに収容人員100%での開催に踏み切った。マスクやフェースシールドの着用、混雑緩和のための入退場などメンバーとファンが一丸となって取り組んだ感染予防が、自治体に評価されて実現した。

 まだ声を出しての鑑賞はできないが、事前に約3万人のファンから募集した声援を合いの手に、一体感あふれるステージを繰り広げた。そしてパフォーマンスも熱量マックス。1年9カ月分の思いを乗せ、おなじみのコミックソングや熟練したダンス、骨太なバンド楽曲で魅了した。「関ジャニ∞はステージに立てるときが一番カッコいい」と横山裕(40)。安田章大(37)は「この景色をつくってくれてるのはファンの皆さん。だから一歩先に進むことができるし、もっともっと輝こうと思えます」とほほえんだ。

 大倉忠義(36)は「だんだんとまた、エンタメで人生が豊かになる時間が戻ってくるのを期待してもいいんじゃないかという感じがした」と希望の光を見いだした。村上信五(39)も「天国のジャニーさんとメリーさんに、『ジャニーズのエンターテイメントは大丈夫ですよ』と届けられたかな」と恩師たちに思いをはせた。次なるステップは、東京ドームツアー復活だ。

 

参照元https://www.daily.co.jp/