僕ら関西ジャニーズの後輩グループ・なにわ男子が１２日にＣＤデビューしました。最近、いろいろなメディアの取材で彼らについてコメントを求められることが本当に多いんですけど、その時点ですごいなって思う。それだけ彼らの活躍が目まぐるしいっていう証拠。昔から頑張っているメンバーたちを見てきたし、パッと出て売れたメンバーばっかりじゃない。泥水すすってきたヤツもおるし、丈（藤原丈一郎＝２５）なんかも、１７年もＪｒ．時代を過ごして悲願のデビュー。お金ない言うて、ご飯によう連れていったし、よう相談も乗ったし。だからうれしいですね。ほんま、彼らはこれから。デビューしてからの方が大変やから。でもしっかりしてる子たちばかりやから、本人らは分かってると思う。僕らはデビュー当時、めちゃくちゃ調子乗っていて、ひどかったですよ。でも彼たちはそんなのみじんもないし、おごらないし、過信しないし大丈夫だと思う。
僕がアドバイスすることなんて何もない。グループそれぞれの良さがあるし、どんなこともチャレンジしていったらいいと思う。関西ジャニーズで集まったときには、お互いに強く結束しあえればなと思います。
さて、僕らは２０日に北海道・真駒内アイスアリーナで全国ツアー「８ＢＥＡＴ」が始まりました。１年９カ月ぶりのライブ。ステージに立ったとき、グッと来るものがありました。
ファンの方の顔って本当によく見えます。今はマスクをしていただいていますけど、笑いがこぼれているのが分かる。何よりお客さんが楽しんでいる顔を見るのが、僕らがエンタメの仕事をさせていただいている意味だったりするので、感情が揺さぶられましたね。これまで全国のいろいろな土地に行くのも難しかったけど、まず北海道で初日を迎えることができたのも感慨深い。それに、関ジャニ∞が関ジャニ∞である意味というのを、ライブをやることによって改めて感じることができた気がします。
そして、おかげさまで、大みそかのＮＨＫ紅白歌合戦の出場が決まりました。ありがたいことに今年で１０年連続になります。うれしいですし、自分らで言うのもなんだけど、すごいことやなと思います。感謝の気持ちを込めて、精いっぱいのパフォーマンスをお見せしたいと思います。
