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安達祐実がヌード初挑戦、子役&薄幸イメージからの脱却なるか

 11月8日に、20年ぶりの主演作品となる映画『花宵道中』が公開される安達祐実(33)。物語の舞台は江戸時代末期の吉原。安達は、遊女・朝霧を演じ、ヌードシーンもあれば、ハードな濡れ場もあるそうだ。

 安達といえば、2歳でベビーファッション広告のモデルを務め、芸能界デビュー。その後、子役としてCM・ドラマで活躍。1994年、テレビドラマ『家なき子』で12歳とは思えない演技力で世間を圧倒し、その名を轟かせたのは周知の通りだ。

 若干12歳にして大女優さながらの存在感を放った安達だったが、11月4日発売の「女性自身」(光文社)では、

「『家なき子』のイメージからなかなか脱皮できない自分にもどかしさを感じたり、実際の自分とイメージとの間のギャップにすごく抵抗を感じた時期もありました」

 と、有名子役ならではの悩みを語っている。

いつまでも付きまとう「有名子役」というレッテル

 子役といえば、芦田愛菜を筆頭に鈴木福本田望結谷花音小林星蘭などが挙げられるが、芦田愛菜鈴木福以外、そこまで傑出した存在ではないのも実情だ。

 子役事情に詳しいライターが語る。

「子役の期間は短いので、その間になんとか有名になろうと頑張る親御さんが多いですが、この時期に大きく注目されてしまうと世間がいつまでも『かわいい子役』のイメージを求めてくる。そうなると子役からの脱却は難しくなり、芸能活動が減少していくというジレンマに陥るのです。安達さんもこのパターン。今だと、芦田愛菜ちゃんにその気がありますよね」

 坂上忍杉田かおるも〝子役の呪縛〟にかかったタイプだ。このほか1990年代のチャイドルブームの火付け役、吉野紗香野村佑香なども挙げられる。

 一方で、数少ないが子役時代に注目されても、脱却に成功したパターンもある。

「有名子役のイメージがありながらも、上手に脱却したのは神木隆之介くん。コンスタントに作品に出続けることで、子役から成長していく過程を世間に見せることができた。その当時と近い年代に役を演じていたのも大きいですね」(同前)

 『家なき子』のヒット以降、子役のイメージを払拭する作品に出会えず、結婚、出産、離婚を経た今も、新機軸を打ち出せずにいる安達。芸歴30年を迎える節目の年に選んだ作品『花宵道中』では、今まで見たことのない、新しい安達祐実をみせてくれることだろう。

 

 


参照元https://dailynewsonline.jp/