広瀬アリスさんというと、少し前まではまず妹・広瀬すずの顔が頭に浮かび、「じゃないほう」と認識している方も多かったでしょう。しかし今や、テレビ番組に数多く出演し、間もなく公開の映画『地獄の花園』でも重要な役どころを演じるなど活躍が目立ちます。華やかな顔立ちをしている彼女ですが、実はそこには男たちを魅了する裏の顔が……。ａｎａｎｗｅｂなどでも執筆中の恋愛ライター・分析家の私、塚田牧夫がその魅力を語ってまいります。
■漫画を愛する「ガチオタク」ぶり
広瀬さんは子どものころ、バスケットボールに熱中していました。明るく活発なイメージの彼女ですが、実は大の漫画好きという一面があります。熱の入れようはかなりのもので、「ガチオタク」と称されるほど。
以前、日本テレビ『おしゃれイズム』に出演した際、部屋の様子が公開されましたが、本棚には漫画がビッシリ。熱い漫画愛を語り反響を呼びました。『しゃべくり００７ＳＰ』に出演した際は、漫画やアニメのキャラクターで「彼氏にしたい王子様ランキング」を発表したほど。
オタクというと、陰気や陰湿といったイメージで、マイナス要素が強いようにも感じます。しかし、好きなものをとことん突き詰める徹底した性格は、男性たちにとってプラスの要素となります。恋愛に置き換えたとき、ひとりの男性をひた向きに愛し抜く一途な印象につながるからです。
世の男たちは、そんな一途な女性の出現を常に待ち望んでいます。男性の理想を具現化した存在が彼女であり、つい手を伸ばしたくなるのです。
■笑顔の奥にある「家族愛」
広瀬さんというと、妹のすずさんとの共演も多く、仲睦まじい様子が窺えます。また、かつては母親とも同居をしているとの発言もあり、家族自体の仲がいいよう。しかし、あまり父親の話題が出てこないのが気になるところです。
過去の記事によれば、父親は３０代にして脳卒中で倒れ、現在もカラダに麻痺が残った状態であるという情報があります。働けなくなった父親のために、姉妹で家計を支えているという話も。
事実であるならば、人知れず苦労を抱えていることになります。厳しい現実に直面しながらも、芸能界という華やかな世界に身を置き、笑顔を振りまいているのです。派手な顔立ちをしているだけに、ギャップも大きく、背負っている苦難も大きいように感じられます。
この話に、男たちは同情を寄せます。本来持ち合わせている庇護欲がくすぐられ、寄り添ってあげたくなるのです。守るべき存在であると意識が芽生え、遠くからでも熱いエールを送りたくなるのです。
■Ｂ’ｚ愛がもたらす「親近感」
広瀬さんは、ロックバンド『Ｂ’ｚ』の大ファンであることを公言しています。彼女と同じ事務所に所属する北乃きいさんのコメントによれば、寝ているあいだもイヤホンで聴いていたと言われるほど。
Ｂ’ｚといえば９０年代を代表するバンドであり、世代で言えば彼女よりだいぶ上になります。この、上の世代のアーティストを好んで聞くというスタンスは、非常に男ウケします。
会社の集まりなどで、幅広い世代でカラオケを利用したとき、若い女性がかなり昔に流行した曲を入れると、中年男性が大喜びするという現象が起きます。これは、自分たちの思い入れの強い曲を歌われることで、同じ時代を共有したかのような感覚になるからです。親近感が湧くんですね。
なので、自分より上の世代のアーティストを好むとアピールすると、その世代の人たちに好意を抱かれます。彼女はこうして、幅広い世代の男たちのハートをつかんでいるのです。
今年に入って、広瀬さんはスポーツ選手の彼と破局したとの報道がありました。彼女は現在２６歳。これから多くの男性たちと浮名を流すことでしょう。容姿もさることながら精神的にも成長を遂げ、美しさに磨きをかけ、ますます輝きを増していくはず。そして羽ばたくアリサのソウル！
